スポーツは心身の健康維持や、生活の質(QOL)向上に非常に効果的です。しかし、日常生活とは異なる負荷がかかるため、ケガや障がいのリスクも高まります 。
理学療法士は、外傷の予防だけでなく、フォームチェックやコンディショニングを通じて、安全にスポーツを続けるためのサポートを行います 。
リスクを避けるために、まずはそれぞれの特徴を知りましょう。
転倒や衝突など、1回の強い衝撃で身体が損傷することです。
長期間にわたり繰り返される過度な負荷で、筋肉や骨が損傷することです 。
子どもの運動習慣は二極化しており、過剰な運動による障がいが懸念されています。発育期特有の身体の特徴を考慮したトレーニングが必要です 。
痛みが出たり増したりする場合は速やかに運動を中止し、医師や理学療法士に相談してください。
チェック:腰を反らすと痛むか。
予防法:股関節の前側のストレッチ。片膝立ちになり、腰を反らさずに股関節の前側を伸ばす。
膝(オスグッド等):太ももの前側のストレッチ。
肘(野球肘等):腕の前側のストレッチと、胸を張るエクササイズ。
障がいの有無に関わらず、道具やルールを工夫することで誰もがスポーツを楽しめます。理学療法士は、車いすの設定(シーティング)や動作指導を行い、積極的に参加できるように支援します。
理学療法の現場では、運動量の調整やフォーム改善によってケガ予防につながるケースが多くあります。
スポーツは健康維持や認知機能の維持にも役立つ重要な活動です。しかし、誤ったフォームや過度な運動はケガの原因になります。理学療法士の視点を活かしながら、安全に継続できる運動習慣を身につけましょう。
適度な運動習慣は、身体機能だけでなく脳の活性化にもつながるとされています。
参照:公益社団法人 日本理学療法士協会「理学療法ハンドブック シリーズ5 スポーツ」